ラヴニカのギルド ドラフト カード評価改訂版 神話レア・レア編

ラヴニカのギルドの、クイックドラフトがまた始まるので前のカード評価を見直してみた。
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アンコモン編はこちら

 

ダイヤ(強いカードの中でも強い方)

破滅を囁くもの/Doom Whisperer - MTG Wiki
コスト、スタッツ、能力どれを取っても申し分なく、ドラフト最強カードと呼んで問題ないカード。
強いて問題を挙げるとSurveilのコストがプレイヤーのライフなので、Surveilシナジーを効かせるデッキならミッドレンジで仕上げたい。

夢喰い/Dream Eater - MTG Wiki
コントロールのフィニッシャーとして完璧な瞬足飛行クリーチャー。
Surveilもあるよ(ディミーアの強カードこればっかりや)

正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice - MTG Wiki
赤白デッキに必要なものがすべて入っているクリーチャー。
赤のメンターをバフして、オレリアをメンターさせるなどやりたい放題。

無効皮のフェロックス/Nullhide Ferox - MTG Wiki
4コス 6/6 HexProof, そしてディミーア全盛の最中アンチ手札除去能力持ちという時代の寵児

不和のトロスターニ/Trostani Discordant - MTG Wiki
全体バフというドラフトにおける大正義に加えて、自分でトークンを用意してくる隙の無さ。
加えて 2/4 という赤に除去されにくいスタッツ。

イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy - MTG Wiki
最近おれのパックから出た(誰も聞いてない)
何しろプレインズウォーカーなのでドラフトで弱いわけがない。

獣に囁く者/Beast Whisperer - MTG Wiki
ドラフトにあるまじきドロー能力

静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer - MTG Wiki
時間はかかるものの、ライフを3点削りつつクリーチャー除去できる。
リミテッドとはいえ、Surveilが潤沢に発動したならライブラリーから再度引くことも大いに期待できる。

暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy - MTG Wiki
除去は正義。
ただし序盤に使うと対戦相手のマナ加速になるのには注意。

地底王国のリッチ/Underrealm Lich - MTG Wiki
4点ライフを支払うことでIndestructible(破壊不能)を得られるというドラフトにおいては夢のような能力を持っているうえに、ライブラリと墓地に干渉出来る。 

ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen - MTG Wiki
何しろプレインズウォーカーなのでドラフトで弱いわけがない。

採取+最終/Find+Finality - MTG Wiki
6コスとはいえ全体4点AoEは勝負を決める1手。

反応+反正/Response+Resurgence - MTG Wiki
優秀な除去カードであると同時に、最後に勝ち切るためにも使える万能っぷり。

 

プラチナ(強いカード)

軍勢の光/Light of the Legion - MTG Wiki
シンプルに強いクリーチャー。周りをメンターしているうちに相手は死ぬ。
とはいえSpiritlink(絆魂)やVigilance(警戒)が無いので、出すころにはライフが少なくなっていて攻撃できない可能性もある。

万面相、ラザーヴ/Lazav, the Multifarious - MTG Wiki
マルチカラーとはいえ2コスで 1/3 は平均的なスタッツなうえ、Surveilが付いていて、後で強いクリーチャーに生まれ変わるというインチキ性能。

敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon - MTG Wiki
トークンを生み出すカードが無いと使いにくいのが弱点だが、1, 2体のバフでも十分強カード。

パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun - MTG Wiki
流石にマナコストが重くて出しにくいが、出てしまえば手札補充と相手のライフを削りきる2つの作業を同時にこなす。

正気泥棒/Thief of Sanity - MTG Wiki
飛行が通れば爆アド生成器と化す。タフネス2は除去されやすいが、マナコストの低さを考えれば相手の除去カードを使わせたと考えてよい。

詭謀+奇策/Connive+Concoct - MTG Wiki
フィニッシャーを墓地から復活させるのにも使えるし、2枚分のアドバンテージ(敵のクリーチャー喪失+自分のクリーチャー追加)を得るためにも使える万能呪文。
デッキの残りカードのカウンティングに自信があるなら、フィニッシャーをSurveilで墓地に落とすところまで期待してプレイすることも可能。
ハースストーンをしていると、敵のクリーチャーを得る効果が永続なのにビビる。

千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed - MTG Wiki
犯罪的なドロー能力。
わざわざ黒緑を選んでいるなら、生贄に捧げるトークンに困ることも少ないはず。

力の報奨/Bounty of Might - MTG Wiki
ドラフトだと、どれだけマナコストが重くてもインスタントなら正義である。
対戦相手は、レアカードがある可能性まで考慮してブロック指定していられない。 

軍勢の戦親分/Legion Warboss - MTG Wiki
構築で大人気な無限リソースのカードがドラフトで弱いわけがない。
ラヴニカのギルドにはEnrage持ちのクリーチャーもいないようなので、トークンが勝手に攻撃することもデメリットになりにくい。

秋の騎士/Knight of Autumn - MTG Wiki
3コス 4/3 は良スタッツであるうえ、状況に応じてエンチャント破壊かライフ回復を選べる万能カード。
クイックドラフトだと、エンチャントを破壊するカードは普通入れていられないが、これは全く何も問題ない。

真夜中の死神/Midnight Reaper - MTG Wiki
アドバンテージお化け。
強いて問題を挙げるなら、ディミーア(青黒)でコントロールに仕上げるときには使いにくい。
黒タッチの動機になる。

煤の儀式/Ritual of Soot - MTG Wiki
盤面の有利不利をひっくり返す。
アグロを目指していると使いにくいカードのようにも見えるが、ドラフトではコントロールもスタッツ 1/3, 0/3 あたりの壁役のクリーチャーを並べてくるので、大抵は役に立つ。

仲間意識/Camaraderie - MTG Wiki
構築と違って、そうそうAoEなんか飛んでこないので爆アドになる。

軍勢の切先、タージク/Tajic, Legion's Edge - MTG Wiki
Haste(速攻)でMentorが発動するという優秀さ。
First strike(先制攻撃)を得るコストは少々重いものの、相手がブロックしてこなかったら使わないという選択肢がありこれもまた優秀。

孵卵場の蜘蛛/Hatchery Spider - MTG Wiki
ドラフトでUndergrowth(宿根)を伸ばせるかという問題はあるものの、5/7 Reach(到達)というスタッツがあまりにも大正義。

協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord - MTG Wiki
無限リソース系のカードであり、Convoke(招集)やMentor(教導)とのシナジーを重視する白緑において文句なしの2コスクリーチャー

 

ゴールド(試合を有利にする1枚)

大集団の行進/March of the Multitudes - MTG Wiki
インスタントなので、ドラフト特有のにらみ合いが発生している時に大量にトークンを生成できる公算が高い。 

確証+確立/Assure+Assemble - MTG Wiki
どっちの能力もコンバットトリックで大活躍する。
対戦相手のターンエンド時に 2/2 を3体作れるだけでも相当な活躍。

希望の夜明け/Dawn of Hope - MTG Wiki
アド生成器であるが、ボロスをアグロに仕上げているならマナコストを支払う暇が無いかもしれないことに注意。

庁舎の歩哨/Chamber Sentry - MTG Wiki
2コス 2/2 、いざとなったら2点飛ばして死ぬ。そういう使い方でリミテッドなら十分強い。
ほぼ無いだろうが、5色出せるデッキになった場合の価値は計り知れない。

血の刺客/Blood Operative - MTG Wiki
黒では貴重なLifelink(絆魂)であり、かつ何度も使えるカード。
Surveilで墓地に落とすと、その直後に「あなたが諜報を行うたび」の条件に引っかかって手札に持ってこれるらしい(未経験)

模写/Quasiduplicate - MTG Wiki
Jump-start(再活)持ちなので、クリーチャーが除去されにくいリミテッドにおいては、序盤は優秀で軽いクリーチャーをコピー、終盤はフィニッシャーをコピーと大活躍。

発展+発破/Expansion+Explosion - MTG Wiki
手札が無くなってきたころに、インスタントで除去とドローを同時に出来る夢のようなカード。
呪文コピーの方の能力は微妙なので、アグロに組んだ時は要らない場合もあるかなという感じ。

生皮収集家/Pelt Collector - MTG Wiki
文句なしに強いカードではあるが、アグロに組んでいると活躍が遅いのが気になったり、意外とパワーの大きいクリーチャーが来なくて育たなかったりと苦労が多い。
それでもまあ、出せば相手は除去したくなるクリーチャーなので出し得といえなくもない。

速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator - MTG Wiki
Mentorなり、エンチャントなりで強化する見込みが立つなら主役になれるクリーチャー。
コンバットトリックで勝つデッキに仕上がった場合(確実な一撃/Sure Strike が複数枚入るとか)では2段攻撃とトランプルの組み合わせでリーサルを狙える場面になりやすいので見逃さないこと。

弧光のフェニックス/Arclight Phoenix - MTG Wiki
(※デッキ依存)青を混ぜているとJump-startのスペルで能力を起動させやすく、バリューの塊にならなくもない。

神聖な訪問/Divine Visitation - MTG Wiki
(※デッキ依存)トークンを出せるなら強い。そりゃ強いよ。

納骨堂のトロール/Charnel Troll - MTG Wiki
(※デッキ依存)3コス 4/4 トランプルで、さらにタップ不要の能力で +1/+1 してくるトンデモ性能。
Undergrowthで強くなるカードの価値が激減するので、それなりに使うデッキは選ぶ。
デメリットを感じられないなら、これを使うために3色目タッチしても何も問題ないレベルの強さ。

轟音のクラリオン/Deafening Clarion - MTG Wiki
(※デッキ依存)3点AoEという大正義。
それでもデッキ依存としたのは、ボロスならアグロに組みたいわけで、わざわざアグロ対策のカードを入れるかどうかという問題があるから。
アグロ対策カードを入れたいなら、これを使うために3色目タッチしても何も問題ないレベル。

シルバー(平均よりは上)

ショックランド - MTG Wiki
選択肢の中に凄いカードがないなら、これが一番すごい。

奇矯なサイクロプス/Erratic Cyclops - MTG Wiki
別に赤の呪文でなくても構わないので、まあまあ強い。
2コスのインスタントで、パワー2になってくるとか考えるのは相手も面倒だろう。

遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin - MTG Wiki
構築では大人気だが、リミテッドでは流石にブン回らない。
とはいえ放っておいたらいつかは 4/4 の便利な奴にはなるわけで、強い方の2マナクリーチャー。

ギルド魔道士の広場/Guildmages' Forum - MTG Wiki
1マナ支払って +1/+1 するのと、1コス重いクリーチャーを出すのは大して変わらない。
もちろん土地が余ってきたときに +1/+1 出来るのは強いが、マルチカラーのクリーチャー限定であることを考慮するとゴールドとは言えない。

イオン化/Ionize - MTG Wiki
レア枠のカードとしては物足りないが、イゼット(青赤)なら2ダメのオマケ付きカードとして優秀。

 

ブロンズ(平均よりは下)

彩色の灯籠/Chromatic Lantern - MTG Wiki
急に5色デッキになる。悪くはないが、そこまで色事故を気にするかというと微妙な所。

一斉検挙/Citywide Bust - MTG Wiki
サイドありなら、平均よりは上になると思うんだけどもクイックでは普通入れない。

危険因子/Risk Factor - MTG Wiki
リミテッドでは役に立たない試合展開になる可能性が高い。
とりあえず相手のターンエンド時に撃てるので、使いにくいカードの中では上位。

実験の狂乱/Experimental Frenzy - MTG Wiki
構築では大人気だが、リミテッドでは流石にちょっと。
でも手札が無くなる想定のデッキに仕上がったら入れても問題ない。

陰惨な生類/Gruesome Menagerie - MTG Wiki
5コス支払うなら、5コスのクリーチャーを出す方が強い。
構築用のカード。

報奨密偵/Bounty Agent - MTG Wiki
アグロに組んでいて、かつサイドボード要員なら強みが出るかも、という程度。

鮮烈な蘇生/Vivid Revival - MTG Wiki
緑でマナ加速する重量級デッキになったらちょっと欲しいけど(ライブラリの圧縮にもなるし)、そんな機会はなかなか無い。

 

ビギナー(使う可能性ほぼゼロ)

記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal - MTG Wiki
リミテッドでは出ないようにしてもいいんじゃないの。ハースストーンはそうしてますよ(デジタル脳)

千年嵐/Thousand-Year Storm - MTG Wiki
リミテッドでは出ないようにしても(2回目)

栄光の好機/Chance for Glory - MTG Wiki
この能力はハースストーンなら強いな。

任務説明/Mission Briefing - MTG Wiki
火想者の研究/Firemind's Research - MTG Wiki
水没した秘密/Drowned Secrets - MTG Wiki
万呪文の達人/Omnispell Adept - MTG Wiki
ナルコメーバ/Narcomoeba - MTG Wiki
霊廟の秘密/Mausoleum Secrets - MTG Wiki
漂流自我/Unmoored Ego - MTG Wiki
完全に構築用の性能。