ドミナリア ドラフト 攻略

初めてのエキスパンション「ドミナリア」のドラフトがもうすぐやってきますね。
自分で言ってて苦しい。要するにオープンベータからマジックを始めたのでラヴニカのギルドしか知らねーって事です。

で、ドミナリアのドラフトをやると、ドミナリアに詳しい人に負かされるじゃないですか多分。なんとかならないのか、という事でネットで情報を拾って、メモしているのがこのページです。

参考にしたページのURLは最後に並べているので、そっちのちゃんとした記事を読もう。

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全体的な傾向

パワーよりタフネスの方が大きいクリーチャーが多く、レイトゲームになりやすい環境。
Raid(強襲)のような戦闘を促す能力も登場しない。

シヴの火/Shivan Fire が存在することから、他の環境よりもクリーチャーのタフネスが5以上であることが重要になる。

鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion のような トリプルシンボル のカードが多く、土地の配分が重要になる。
目的の色マナを生み出す土地を13枚入れれば、90%の確率で7ターン目には目的の土地が3つ来る。

 

留意すべきコンバットトリック

Flash(瞬速)

3/3 で出てくる4, 5マナのFlash(瞬速)クリーチャーが多数存在する。
青2枚、白青1枚、赤黒1枚、あと緑に 1/1 トークンを3つ作成するインスタントが1枚。

練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard - MTG Wiki
艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mage - MTG Wiki
真珠三叉矛の歩哨/Sentinel of the Pearl Trident - MTG Wiki
血の炎、ガルナ/Garna, the Bloodflame - MTG Wiki
胞子の大群/Spore Swarm - MTG Wiki

全体バフ

全体バフのインスタントが2種類存在する。

野生の猛攻/Wild Onslaught - MTG Wiki
突撃/Charge - MTG Wiki

 

伝説のソーサリー

伝説のソーサリー という、伝説のクリーチャーか、伝説のプレインズウォーカーをコントロールしていないと使えない強力なカードが存在する。
Pick時, デッキ構築時には利用の有無を判断しなければならない。

結構厳しい前提条件なので、1Pack目から伝説のソーサリーをPickするのは良くない。

相手が使ってくるかもしれないので、伝説のクリーチャーを除去するのは少し重要になる。

 

Historic(歴史的)のカードはどのぐらい出るのか?

とにかくHistoricが場に出ている時のみ有効なカードが多いドミナリア。それを引ける確率はどのぐらいなのか?

1Packに入っているLegendary(伝説の)の期待値は1.35枚(クリーチャーが1.05枚, 非クリーチャーが0.30枚)
ドラフトで唱えるのが困難と思われるカードを除くと、だいたい期待値1枚。

1Packに入っているArtifact(アーティファクト)Saga(英雄譚)の期待値は、ドラフトで唱えるのが困難と思われるカードを除くと、大体2枚。

白と青はコモンにHistoricを要求するカードが多い。

Historicなパーマネントをコントロールしている前提のカードを使うのは、多くの場合難しい。悲観的に考えること。
使う場合は、コモンに多いArtifactをPickし確率を上げていく。

 

勝ちコンボ

ドラフトで、コンボ成立時のみ強いカードに期待するのは禁物。
しかし試合に勝利するほど大きな利益が得られるコンボなら話は別。もちろんPickに恵まれないと出来ない。 

冷水カミツキガメ/Cold-Water Snapper に セラからの翼/On Serra's Wings を付ける。
Hexproof(呪禁)に Vigilance(警戒)が合わさって最強に見えるというか最強。

ラノワールのエルフ/Llanowar Elves と エルフェイムのドルイド/Elfhame Druid でマナ加速してからの でたらめな砲撃/Haphazard Bombardment による土地破壊。

クルーグの災い魔、トラクソス/Traxos, Scourge of Kroog を 通電式召使い/Voltaic Servant でアンタップする。

ファイレクシア教典/Phyrexian Scriptures を出した次のターンに スランの崩落/Fall of the Thran を出すと、相手の墓場の土地だけ無くなる。

血の儀式司、ウィスパー/Whisper, Blood Liturgist の能力で 血の炎、ガルナ/Garna, the Bloodflame を手札に戻す。
Whisper, Blood Liturgist自身をSacrifice(生贄に捧げる)の対象にして起動しても、Garna, the Bloodflameの能力でまた手札に戻ってくる。
サリッドの予言者/Thallid Soothsayer も再利用できればさらに良い。

 

有力な色の組み合わせ

Wizardのイゼット(青赤)

青のカウンターと赤の火力に加えて、Wizardシナジーにより恩恵を受けるクリーチャーが盤面を支える。

<軸になるカード>
反復の学部長、ナバン/Naban, Dean of Iteration - MTG Wiki
練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard - MTG Wiki
燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind - MTG Wiki
アカデミーの修士魔道士/Academy Journeymage - MTG Wiki
マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster - MTG Wiki
火拳の達人/Firefist Adept - MTG Wiki
ギトゥの修士魔道士/Ghitu Journeymage - MTG Wiki

Wizardシナジーを集めることに成功したら、トレイリアの学者/Tolarian Scholar などのカードの価値も上がる。

 

Knightのオルゾフ(白黒)

Knight(騎士)シナジーによるカードパワーで相手を圧倒する。

<軸になるカード>
ウィンドグレイスの騎士、アルイェール/Aryel, Knight of Windgrace - MTG Wiki
模範となる者、ダニサ・キャパシェン/Danitha Capashen, Paragon - MTG Wiki
ベナリアの軍司令/Benalish Marshal - MTG Wiki
善意の騎士/Knight of Grace - MTG Wiki
悪意の騎士/Knight of Malice - MTG Wiki

First strike(先制攻撃)を持つ騎士をバフして、相手のクリーチャーを一方的に倒せる盤面を作るのが理想。

 

Elfのグルール(赤緑)

強力なKicker呪文と、Kicker呪文によりパンプアップするクリーチャーが数多く存在する。
さらにそれらKickerを利用するためのマナを用意する ラノワールのエルフ/Llanowar Elves と エルフェイムのドルイド/Elfhame Druid がある。

<Kicker利用の軸になるカード>
エルフェイムのドルイド/Elfhame Druid - MTG Wiki
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves - MTG Wiki
ラノワールの斥候/Llanowar Scout - MTG Wiki
養育者、マーウィン/Marwyn, the Nurturer - MTG Wiki
炎矢師、ハラー/Hallar, the Firefletcher - MTG Wiki
フレイアリーズの歌/Song of Freyalise - MTG Wiki

<マナの使い道>
ベイロスの大喰らい/Baloth Gorger - MTG Wiki
孤独な王、グラン/Grunn, the Lonely King - MTG Wiki
荒々しいカヴー/Untamed Kavu - MTG Wiki
ケルドの軍監/Keldon Overseer - MTG Wiki
スキジック/Skizzik - MTG Wiki
刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing - MTG Wiki

 

Legendaryのアゾリウス(白青)

Legendary(伝説の)シナジーと、Historic(歴史的な)シナジーによる決定的な効果により試合の趨勢を自分に引き寄せる。

Pick運に大きく左右される。

<Legendaryシナジーを支えるカード>
艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mage - MTG Wiki
ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria - MTG Wiki
黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer - MTG Wiki
セラからの翼/On Serra's Wings - MTG Wiki
豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty - MTG Wiki
ボーラスの手中/In Bolas's Clutches - MTG Wiki
カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering - MTG Wiki
氷河期/Time of Ice - MTG Wiki
ランプのジン、ザヒード/Zahid, Djinn of the Lamp - MTG Wiki

<Historicシナジー、Artifactシナジーを支えるカード>
アヴナントの罠師/D'Avenant Trapper - MTG Wiki
セラの信奉者/Serra Disciple - MTG Wiki
工匠の助手/Artificer's Assistant - MTG Wiki
秘宝を追う者/Relic Runner - MTG Wiki
ラト=ナムの賢人/Sage of Lat-Nam - MTG Wiki

 

Tokenのゴルガリ(黒緑)

トークンの利用により大きな利益を得て勝利する。

<軸になるカード>
密航者、スライムフット/Slimefoot, the Stowaway - MTG Wiki
胞子冠サリッド/Sporecrown Thallid - MTG Wiki
死花のサリッド/Deathbloom Thallid - MTG Wiki
雑食のサリッド/Thallid Omnivore - MTG Wiki
ヤヴィマヤの苗飼い/Yavimaya Sapherd - MTG Wiki
サリッドの予言者/Thallid Soothsayer - MTG Wiki
菌類感染/Fungal Infection - MTG Wiki
不純な捧げ物/Vicious Offering - MTG Wiki
菌類の勢力範囲/Fungal Plots - MTG Wiki
苗木の移牧/Saproling Migration - MTG Wiki
胞子の大群/Spore Swarm - MTG Wiki

 

小ネタ

ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness の能力を起動したときに 混迷/Befuddle を撃たれると負けてしまう。

対戦相手が 逃亡者、梅澤哲子/Tetsuko Umezawa, Fugitive で攻撃してくるとき、対戦相手のクリーチャーのパワーをバフすることでブロック可能になる。

自分で出した でたらめな砲撃/Haphazard Bombardment を 一瞬/Blink of an Eye で手札に戻すと、Aim(照準)カウンターを沢山置ける。

 

参考URL 

Dominaria First Picks | MAGIC: THE GATHERING

An Early Pick Order List for Dominaria
Dominaria - Raw Data for Pick Order List(カード評価点スプレッドシート)

MTG Arena Dominaria Drafting Guide: Best Limited Archetypes

第28回:『ドミナリア』ドラフト 答え合わせ編|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

買えないので読めてない 中村修平のリミテッドスクール 『ドミナリア』編 - | 晴れる屋